ねらい

ろうそくを燃やした後の集気びんに、再び火のついたろうそくを入れるとすぐ消えることから、ろうそくを燃やす前と燃やしたあとの空気に何か違いがあるのではないかと考え、石灰水で調べた結果、二酸化炭素が多くなっていることを知る。

内容

火のついたろうそくを集気びんの中に入れる。ふたをかぶせると、火は消えてしまう。外から空気が入って来なくなったからだね。ここで、消えたろうそくに火をつけて、また同じ集気びんに入れると、すぐに消えてしまった。でも、ろうそくを燃やす前はふたをしても、しばらく燃えていたよね。どうしてだろう?ろうそくを燃やす前と燃やしたあとの空気では何かちがいがあるんだね。それを調べるため集気びんの中に石灰水を入れてろうそくを燃やしてみよう。ふたをかぶせ、火が消えたら、燃やしたあとの空気と石灰水をよく混ぜる。白くにごった。燃やす前の空気は、石灰水と混ぜても白くにごらない。この結果から、ろうそくを燃やしたあとの空気には、二酸化炭素が多くなったと言えるね。

ろうそくを燃やしたあとの空気
ろうそくを燃やす前とあとの空気では何かちがいがあるのか?燃やしたあとの空気と石灰水を混ぜると白くにごる。二酸化炭素がふえているんだ。