ねらい

オリオン座の日周運動の観察を行い、天球の概念を導入し、地球の自転と関連づけてとらえる準備をする。

内容

11月、夜になると冬の星座オリオン座が東の地平線からのぼって来ます。南の空のオリオン座の動きです。西の空の動きです。オリオン座の星がこのような動きをする仕組みを考えてみましょう。私たちがいる地球を取り巻く、大きな球があり、その球面に色々な星座があってこのように回転しているとします。このような球面を、天球と呼んでいます。私たちは天球の中心から星の動きを見ています。オリオン座が東の地平線からのぼって来ました。そして、南の空を横切り、西の地平線へと沈んでいきます。1日の星の動きは、天球全体が東から西に向けて1日に1回、回転している、とすることで説明できます。このような星の運動を、「星の日周運動」といいます。

星の1日の動きー中学
オリオン座は、東からのぼり南の空を通って西へ傾いていきます。この動きを考えるため、地球を取り巻く大きな球面(天球)が回転していると考えてみましょう。
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