ねらい

日本で戦国大名が戦いを繰り返していたころ、世界では、スペインやポルトガルなどヨーロッパの各国が、世界に勢力を伸ばそうとしていたことがわかる。

内容

今からおよそ500年前、室町時代の終わりごろ、日本は戦国時代をむかえていました。大名たちが領土を広げようと戦いをくり返していました。そのころヨーロッパは「大航海時代」。巨大な船で大海原に乗り出していました。スペインは西へ。ポルトガルは東へ。世界に勢力をのばしていきます。その波は、日本にも、やってきました。まず日本にたどりついたのは、ポルトガル人たちでした。ポルトガル人は1543年。種子島に鉄砲を伝えました。さらにその6年後、フランシスコ・ザビエルがキリスト教を広めるために鹿児島に上陸しました。一方、スペインはアメリカ大陸に進出し、先住民の土地を次々とうばいます。そして太平洋をわたりました。フィリピンを領土とした後、日本へと向かいます。スペインとポルトガルは競って日本と貿易を行い、同時にキリスト教も広めていったのです。

大航海時代
日本が戦国時代のころ、ヨーロッパでは、スペインやポルトガルが勢力をのばし。日本にもたどりつき鉄砲やキリスト教が伝わり、外国との貿易も行われるようになった。