ねらい

徳川幕府の十五代にわたる歴代の将軍がわかる。

内容

1603年、徳川家康が江戸に幕府を開きました。江戸幕府では15人が将軍の座につきました。二代将軍、秀忠。武家諸法度をつくりました。無断で城をつくったり、大名同士で結婚したりしてはいけないという、ルールを定めたのです。三代将軍、家光。参勤交代や鎖国により、幕府のしくみの基礎を固めました。四代将軍、家綱。五代将軍、綱吉。生き物を殺してはいけない、というきまりをつくりました。六代将軍、家宣。七代将軍、家継。八代将軍、吉宗。かたむきかけていた幕府の財政を立て直すため、質素倹約をすすめ、税を増やす工夫をしました。九代将軍、家重。十代将軍、家治。十一代将軍、家斉。十二代将軍、家慶。十三代将軍、家定。十四代将軍、家茂。政治を安定させようと、天皇の妹、和宮と結婚しました。そして十五代将軍、徳川慶喜。1867年、政治を行う権利を朝廷に返しました。1603年からの265年間、江戸幕府を率いた将軍たちです。

徳川幕府・十五代の将軍たち
1603年に徳川家康が江戸に幕府を開き、その後265年間、15人が将軍の座についた。徳川慶喜(よしのぶ)までの15人の将軍を紹介する。