ねらい

日本国憲法の3つの原則や、憲法発布によって、日本がどのように生まれかわったかがわかる。

内容

戦争が終わると、新しい憲法(けんぽう)がつくられました。1946年に公布された「日本国憲法」です。この憲法には、大切な3つの原則があります。ひとつは、「国民主権(こくみんしゅけん)」。政治の進め方を決める主権は国民にあると記されました。天皇(てんのう)は、日本の国の象徴(しょうちょう)となり、主権はもたなくなりました。「基本的人権の尊重(きほんてきじんけんのそんちょう)」。人間は生まれながらに自由、平等であり、それは誰からもおかされるものではない、と記されています。そして「平和主義」。軍隊を持たず、永久に戦争をしないことをちかっています。新しい憲法のもと、さまざまな法律(ほうりつ)が整えられ、日本は大きくかわっていきます。

新しい憲法
1946年公布の「日本国憲法」。これには、3つの大切な原則が記されている。「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」。新しい憲法で、日本は大きくかわっていく。