ねらい

戦後、日本では、連合国の指導のもと、政治や教育などの改革が行われたことや、日本が世界の国々から援助を受けていたことがわかる。

内容

太平洋戦争に敗れた日本は、GHQ連合国軍総司令部のもとにありました。社会や教育の改革(かいかく)もすべて、連合国軍の指導のもとで行われていました。学校給食もそのひとつです。戦後間もない1946年の暮(く)れ、学校給食がはじまりました。連合国軍総司令部が学校を視察(しさつ)したときのもようです。この時のメニューは、シチューでした。この後、給食はユニセフからのミルクやアメリカからの小麦粉を材料につくられました。給食は、戦争で食べ物がなく、栄養不足だった子どもたちの体力を回復させることの助けとなりました。

学校給食はじまる
連合国軍総司令部のもとに、社会や教育の改革(かいかく)が行われた。学校給食もそのひとつ。栄養不足の子どもたちの体力回復に大きな助けとなった。