ねらい

衆議院と参議院のしくみや国会の仕事のひとつが内閣総理大臣の指名であることがわかる。

内容

私たちのくらしに関わる「法律」や、政治を行うための「予算」を決める国会。その議論はどのような仕組みで行われているのでしょうか。国会には、衆議院と参議院、2つの話し合いの場があります。衆議院の議員の数は、465人。任期は4年ですが、途中で解散し、選挙となることがあります。一方、参議院は248人。任期は6年。解散はありません。任期が短く、解散もある衆議院は、その時々の国民の意見が反映(はんえい)されます。一方、衆議院より任期が長く、解散のない参議院。2つの異なる議会があることで、様々な問題をじっくりと慎重に話しあうことが望まれています。内閣総理大臣の指名も、国会の重要な仕事です。ON「安倍晋三君を内閣総理大臣に指名することに決まりました」国会によって選ばれた総理大臣は、内閣を発足(ほっそく)させます。国会は、国にとってとても重要なことを決める、大切な機関なのです。

国会・衆議院と参議院
国会は衆議院・参議院の2つの院からなる。国会の重要な仕事に、内閣総理大臣の指名、国会予算の使い方についての審議、決定がある。