ねらい

国連のさまざまな活動を通して、世界が国の枠をこえ、力を合わせて問題を解決しようとしていることを知る。

内容

1945年、第二次世界大戦が終わりました。この年、世界の51の国々が集まり国際連合・国連が誕生しました。今、国連には190をこえる国や地域が参加しています。世界の人たちが安心してくらせるようにするため話し合います。国連には、様々な問題を解決するための専門の組織があります。WHO・世界保健機関は、健康の問題を担当します。世界には病気になっても病院に行けない人たちがいます。そうした人たちを、WHOは治療したり、予防する活動を行っています。ユニセフ・国連児童基金は、子どもを助けるのが役目です。日本も、第二次世界大戦後、15年にわたりユニセフの支援を受けていました。ユニセフの協力ではじまった学校給食です。今、日本は、国連の予算のおよそ9.6%を担っています。こまっている国々を支え、助け合う。国連は、国の枠をこえ、問題を解決することを目指しています。

国連のはたらき
第二次世界大戦終了後、二度と戦争の悲劇をおこさないよう、国際連合・国連が誕生した。国連にはさまざまな問題を解決する専門の機関が組織されています。