ねらい

地図記号が時代とともに変化する中で、古くから変わらずに使われているものもあることを知る

内容

西東京市の真ん中にある二重丸。これが市役所の地図記号です。この地図記号、実はとても古くから使われています。政府が日本の詳しい地図の整備を始めた1880年代。このとき二重丸の記号は、今の県にあたる、郡の役所を表す記号でした。このとき「市」というものはありませんでした。やがて、西暦1888年に「市」が作られて、この地図記号は、「市役所」を表すようになりました。ちなみに、郵便局や病院をあらわす記号は今の記号とだいぶ違いました。それが、長い時代を経て変化したのです。しかし、市役所の地図記号は、百年以上前から、かわらず使い続けられています。

市役所の地図記号の由来
時代とともに変化する地図記号の中で、百年以上前から変わらない市役所の地図記号について説明あします。
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役所地図記号