ねらい

産業の発展と自然環境の関わりについて考える

内容

2001年、アマゾンの熱帯雨林を切り開いて作られた街、フェリスナタール。人口1万2千のこの街に住んでいるのは、大豆の生産をするために、ブラジル全土から移住してきた人々です。ブラジルはアメリカと並ぶ、世界最大の大豆輸出国です。特に、経済成長が著しい中国での消費が進んでいるため、輸出量が急増しています。大豆は、料理に使う油の原料になるほか、家畜のえさとしても使われるため、需要が高いのです。

増える大豆の生産
ブラジルは世界有数の大豆の輸出国。大豆を生産するためにアマゾンが切り開かれています。