本来の仕事とは別に、組織力や資金を使って社会貢献を行う企業も増えています。ある大手電機メーカーは、150万本の森づくりをめざして植林を続けています。2012年には東日本大震災で流された防風林の植樹をしました。「企業には社会の課題に真正面から向き合いそれを解決することが求められている。エネルギーを消費するメーカーとしての社会への還元を考え、“森づくり”が候補として挙がりました」（企業の担当者）。今、豊かさを求めながらも、地球の未来に配慮した社会を築いていこうという考えが広まっています。こうした社会をつくるためにも、企業の役割と責任が大きくなっています。＜データは2012年現在＞