ねらい

環境の悪化を引き起こした原因と改善のための努力について知る。

内容

琵琶湖では、1970年代から水質の悪化が問題になってきました。湖畔に建てられた工場や周囲の家庭から排水が流れ込んだためです。特にリンを含む合成洗剤は、湖の汚染につながりました。住民はリンを含む合成洗剤を使うのをやめ、粉石けんを使う運動を始めました。1979年にはリンを含む合成洗剤の使用を禁止する条例も作られました。その後も下水道の整備を進め、湖畔に水質浄化の役割を果たすヨシを植えるなど、琵琶湖の水質を良くする取り組みが続けられています。

琵琶湖の環境を守る
琵琶湖では1970年代から水質の悪化が問題となってきました。その原因と対策について紹介します。