ねらい

アジア州を例に、工業の発展がもたらす都市問題について考える。

内容

ベトナムやインドネシアなど東南アジアの各国では、工業が急速に発達しています。労働力が豊富で人件費の安いことなどから、日本やアメリカなどの企業が進出したためです。産業の発達にともない、多くの人々がより高い収入を求め農村部から都市に移動しています。その結果、人口が増えた都市では交通渋滞や大気汚染、住宅の不足など、様々な問題が起きています。仕事につけない貧しい人々も増えています。彼らが暮らす地区はスラムと呼ばれ、衛生面や高い犯罪率が問題となっています。

都市の人口が増えるアジア
東南アジアの各国では都市の人口が増えて交通渋滞・大気汚染・住宅不足などの問題が起きています。また一部ではスラム化し高い犯罪率などが問題になっています。