ねらい

多民族国家であるアメリカ合衆国の人口の特色について知る。

内容

アメリカは、多民族、多文化社会です。2010年、アメリカは、人口3億を突破しました。この10年間だけで、3千万人増加。その半数を占めているのが、ヒスパニックと呼ばれる人々です。2010年の国勢調査によると、カリフォルニア州では、18歳以下の子どもの51%がヒスパニック系になっています。スペイン語を話すメキシコやカリブ海諸国、南アメリカの国々からやってくる人々で、多くは仕事を求めて移り住んでいます。メキシコとの国境沿いにあるカリフォルニア州には、ヒスパニックがたくさん暮らしています。かつて、綿花の栽培が盛んだったミシシッピ州でも、アフリカ系の人々に代わってヒスパニックが増加し、アメリカの産業に変化を及ぼしています。

増え続けるヒスパニック
アメリカ合衆国では、メキシコなどから仕事を求めてやってくるヒスパニックの人口が急増しています。