ねらい

スーパーマーケットで普段使っているショッピングカートが、買い物の量を増やす狙いで発明されたことを知る

内容

スーパーマーケットの便利なショッピングカートは1937年にアメリカで発明されました。それまでは、カゴしかありませんでした。カゴがいっぱいになると、重くて運ぶのが大変。客はもう一品買おうと思っても、あきらめることが多かったのです。もっと買ってもらいたい店長は力持ちのスタッフをやといました。スタッフは、買い物カゴがいっぱいになった客を見つけると、すかさずかわりのカゴを差し出します。いっぱいになったカゴはスタッフがレジまで持っていってくれるから、とても便利。この工夫で客は前よりたくさん買い物をしてくれるようになりました。しかし、力持ちのスタッフに払うお金がかかりすぎて、この方法は長続きしませんでした。そこで店長は、2脚のいすを縦に重ねて下に車輪をつけることを思いつきました。ショッピングカートはこうして発明されたのです。

ショッピングカートたんじょうのひみつ
スーパーマーケットのショッピングカートは、お客さんにたくさん買い物をしてもらうことをねらってアメリカで発明されました。
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