使い終わったダンボールや新聞紙、雑誌などは、古紙(こし)と呼ばれる大切な資源です。日本では古紙の８０％が回収され、リサイクルされています。回収された古紙は、紙の種類ごとにまとめられます。なぜなら種類によってリサイクルできる製品が違うからです。ここはトイレットペーパーをつくる工場です。古紙を使って、トイレットペーパーを作っています。古紙は、機械に入れてバラバラにされます。次に、水と薬品でどろどろの状態にします。さらに洗剤でインクを取り除きます。こうした処理によって、古紙は、再利用できる状態になります。これを乾燥させ、決まった大きさに加工するとトイレットペーパーに生まれ変わるのです。