ねらい

農作業の手間が価格に反映されることを知る。

内容

山形県高畠町(たかはたまち)の米農家です。こちらでは、農薬を使わずにお米をつくっています。稲が大きく育つ7月になると毎日のように草取り作業に追われます。こまめに雑草を抜かないと稲の育ちが悪くなるからです。草取りは重労働。農薬はこうした農家の負担を減らすために開発されました。しかし、最近では、消費者の安心を求める声が広まり、農薬の量を減らしたり、使わずに作ったりする農家が増えています。農薬を減らせば減らすほど、米づくりには手間がかかります。「おいしいものを作るには手間がかかる。そのぶんだけ値段に反映される。(米農家の遠藤さん)」手間ひまかけて、無農薬でつくられる、こちらの農家の米は、一般的なコシヒカリの2倍の値段で取引きされています。

無農薬でつくるお米
無農薬で米をつくるには、手間がかかります。その分値段も高くなるのです。
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