ねらい

農業法人など、これまでと違う農業が行われていることに気づく。

内容

野菜作りがさかんな山梨県の中央市。ここに野菜を作る会社があります。畑の広さは9ヘクタール、トマト、ナスなど年間およそ400トンを作っています。畑のほとんどは耕されていない土地を借り受けたものです。会社の主力は若い人たちです。平均年齢は、およそ25歳。農業の経験がなかった人ばかりです。この会社では、定期的に畑の土の成分を調べています。肥料のタイミングを決めるためです。データを活用した仕組みを整えることで、経験の少ない人でも、野菜を育てられるのです。「生産の工程や作業の工程を分解してわかりやすくすることで、農業をやったことのない人でも、農業をやりながらどんどんスキルアップして、一人前の農業者になっていく。(田中進さん)」農作業が身についた社員には、経営に必要な知識の指導も行っています。社員たちの夢は、独立して自分の農場を持つことです。これまでに20人が独立しています。

若い農家を育てる
山梨県中央市にある会社では、農業経験のなかった若い社員を中心に野菜づくりを行っています。
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