米作りは春、良い種モミを選ぶことから始まります。塩水(しおみず)に入れてかきまぜ、沈んだものを選びだします。「塩水選(えんすいせん)」という方法で実のつまった種もみを選ぶことができます。種もみをまいた土を農業ハウスに運びます。稲は寒さに弱いため田植えに適した大きさになるまでハウスで育てます。これを苗づくりといいます。およそ1か月後、稲は無事１５センチほどに成長しました。いよいよ田植えが始まります。