ねらい

失われた環境を取りもどすには長い時間がかかることを知る。

内容

水俣湾再生の取り組みがようやく始まったのは、水俣病発生から18年後。湾内には仕切りあみが張られ、汚染された魚をとじこめる措置がとられました。そしてその魚をつかまえて焼却処分。作業は23年間も続き、およそ500トンもの魚が処分されました。さらに有機水銀による汚染のひどい湾の一部を埋めたてたたり、海底のヘドロを取り除く大工事を行いました。この工事には13年もかかりました。

きれいな海をとりもどす
水俣湾(みなまたわん)再生のため、海底にたまったヘドロを取りのぞいたり、汚染(おせん)のひどいところを埋(う)めたてたりする大工事が13年もかけて行われました。