ねらい

聖徳太子が考えた国のしくみ、「冠位十二階」「十七条の憲法」について知る。

内容

聖徳太子が考えたのは、当時の日本にまったくなかった新しいしくみ。それが、603年に定められた「冠位十二階」です。能力のある人が重要な役職に就き、家柄にはとらわれませんでした。次に聖徳太子は、役人たちの心構えを定めました。それが、604年に定められた「十七条の憲法」です。とくに太子が重視していたのが、権力争いに明け暮れる豪族たちをいましめることでした。太子は豪族たちをまとめ、新しい国づくりを始めたのです。

聖徳太子の政治
聖徳太子は、豪族をまとめ、新しい国づくりを始めました。