ねらい

平城京の貴族の食事と、農民の食事について知る。

内容

平城京に住む貴族の生活は、各地から届けられる特産物で支えられていました。それを示すものが貴族の屋敷跡から発掘されています。「木簡」です。木簡は、地方の特産物についていた木の札です。そこには品物の名前が書かれていました。木簡をもとに再現した貴族の食事。鮭の切り身は、因幡の国、今の鳥取から運ばれました。アワビは、安房の国、今の千葉から届けられました。一方、農民たちの食事は、玄米、青菜の汁に塩だけの質素なものでした。地方の農民たちは粗末な家に住み、重い税に苦しんでいたといいます。

貴族と農民のくらし
平城京に住む貴族の食事と、農民たちの食事を再現した内容です。
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