ねらい

国風文化を生んだ平安貴族の暮らしを、衣装の面からとらえて紹介する。

内容

中国との行き来がとだえたことで、日本特有の文化が誕生します。それは、貴族の優雅な暮らしから生まれました。たとえば、女性が身に着けた衣装「十二単」。色とりどりの着物を重ねることであざやかさを競ったそうです。一方、男性が儀式のときに身に着けた「束帯」。頭には「冠」を着け、手には「笏」を持ちました。貴族たちの暮らしや宮中での行事のなかから、日本風の服装が生まれました。

平安時代の貴族の服装
平安時代、貴族たちの暮らしや宮中での行事のなかから、日本風の服装が生まれた。
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十二単束帯