ねらい

ペリー来航時の幕府の対応を見る。

内容

1853年、ペリーは4隻の巨大な軍艦を率い、江戸湾の入り口、今の神奈川県の浦賀にやってきました。ペリーはときおり軍艦の空砲を放ち、幕府に圧力をかけます。アメリカと戦争になるのではないかと、江戸は大さわぎになりました。幕府はまず、浦賀奉行所の役人を派遣します。しかしペリーは、大統領の手紙を直接、幕府の高官に手わたすことを要求しました。その強い態度におされ、幕府は上陸の許可をあたえます。大統領の手紙を幕府の責任者にわたすことに成功したペリーは、1年後に要求の答えを受け取る約束をして、日本を立ち去りました。

浦賀に到着した黒船
ペリー来航。鎖国政策をとって海外とのつながりを断っていた幕府に開国を迫る要求を突き付けた。
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