ねらい

日本の火山の広がりと特色を知ろう。

内容

日本には、北海道から九州にいたるまで数多くの火山があります。2000年、伊豆諸島(いずしょとう)の三宅島(みやけじま)で大規模(だいきぼ)な噴火(ふんか)が起こりました。噴火にともなう地震で山くずれも起き、島全体に火山灰(かざんばい)が降り、島の人たちは全員島から避難(ひなん)しました。2014年には、長野県と岐阜県(ぎふけん)の県境にある御嶽山(おんたけさん)が突然(とつぜん)噴火をしました。この噴火では、死者・行方不明者が63人に上りました。日本には現在(げんざい)、110の活火山があります。そのうち特に注意が必要な47の火山では、24時間体制で監視(かんし)を続けています(2014年現在)。火山は温泉など、さまざまな恵み(めぐみ)を私たちにもたらしてくれる存在でもあります。最近では、火山の地熱を利用し、電気も作られています。

日本の火山
火山の多い日本では、噴火(ふんか)に備え、火山の監視(かんし)を続けています。
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