ねらい

日本の西の端(はし)、与那国島(よなぐにじま)の位置を確(たし)かめ、国土の広がりを理解(りかい)するとともに、与那国島の気候や産業を知ろう。

内容

日本の西の端(はし)、与那国島(よなぐにじま)。東京から南西に、およそ2000キロメートル。すぐ近くには、台湾(たいわん)があります。面積は、およそ29平方キロメートル。車で1時間もあれば回れる大きさです。1年の平均(へいきん)気温は24度。3月中旬には、海開きが行われる亜熱帯の気候です。この島には、およそ1500人がくらしています。主な作物は、サトウキビ。砂糖(さとう)の原料になる、あたたかい気候に適(てき)した作物です。島の中には、サトウキビをしぼって、砂糖を作る工場もあります。ここで作られた砂糖は、風味豊(ゆた)かな黒糖(こくとう)として、全国へと出荷されています。

与那国島(よなぐにじま)
日本の西の端(はし)、与那国島(よなぐにじま)。亜熱帯の気候でサトウキビ栽培が盛んです。