ねらい

日本の東の端(はし)南鳥島(みなみとりしま)の位置を確かめ(たしかめ)、国土の広がりをとらえよう。

内容

南鳥島(みなみとりしま)は日本の東の端(はし)に位置し、東京から南東におよそ2000キロメートル離れたところにあります。三角形の形をしているこの島は、広さ1.5平方キロメートルの小さな島です。この島には、気象庁(きしょうちょう)の職員(しょくいん)や自衛隊員(じえいたいいん)など、およそ20人が働いています。ここでは、日本の東の海の気象を毎日、観測(かんそく)しています。最近では、周辺の海域(かいいき)に「レアアース」が大量に存在(そんざい)していることが分かりました。レアアースは、ハイブリッド車やスマートフォンなど、ハイテク製品(せいひん)の製造(せいぞう)に欠かせない貴重(きちょう)な資源(しげん)です。

南鳥島(みなみとりしま)
日本の東の端(はし)、南鳥島(みなみとりしま)。気象観測(きしょうかんそく)などが行われ、周辺の海ではレアアースが発見されています。