ねらい

領土(りょうど)、領海(りょうかい)、領空(りょうくう)、排他的経済水域(はいたてきけいざいすいいき)の意味を知り、国土の広がりをとらえよう。

内容

日本の国土の広がりについて見ていきましょう。「領土(りょうど)」とは、その国の権利(けんり)がおよぶ陸地と、陸地に囲まれた湖や川などのことをいいます。日本の領土の総(そう)面積は、およそ38万平方キロメートルあります。また、海岸線からおよそ22キロメートル(12海里)までの海は「領海(りょうかい)」、そして「領土」と「領海」の上空を「領空(りょうくう)」といいます。国土の広がりはこれだけではありません。海岸線からおよそ370キロメートル(200海里)のこの部分は、「排他的経済水域(はいたてきけいざいすいいき)」といい、独占的に魚や海底の資源(しげん)をとることができます。例えば、日本の南の端(はし)に沖ノ鳥島(おきのとりしま)があるおかげで、日本の「排他的経済水域」の範囲(はんい)が大きく広がります。

日本の領(りょう)土・領海・領空
日本の領(りょう)土の面積は、およそ38万平方キロメートル。海岸線からおよそ22キロメートルまでの海を領海といいます。
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