ねらい

平地が少なく、一年を通して温暖(おんだん)な愛媛県八幡浜市(えひめけんやわたはまし)の、気候と地形を生かしたみかん栽培について知ろう。

内容

一年をとおして温暖(おんだん)で晴れの日が多い愛媛(えひめ)県。その気候を生かして、みかんづくりが行われています。とくにみかんが多く作られているのは、愛媛県の西に位置する八幡浜(やわたはま)市です。海岸ぞいは、複雑(ふくざつ)に入り組んだリアス海岸です。そのため、急な斜面(しゃめん)が海にせまる地形となっています。みかんの木は、石を積み上げて作った石垣(いしがき)の上に植えられています。じつは、この石垣の「だんだん畑」に、おいしいみかんをはぐくむ秘密(ひみつ)があります。石垣が太陽の熱をたくわえるため、みかんの成長を助けているのです。めぐまれた気候によって、おいしいみかんが作られています。

地形や気候を生かした特産品 愛媛(えひめ)みかん
愛媛県八幡浜市(えひめけんやわたはまし)では、温暖で晴れの日が多い気候を生かして、急な斜面(しゃめん)でのみかん栽培(さいばい)が行われています。