ねらい

沖縄県のゆたかな文化について知ろう。

内容

豊かな文化が残る沖縄(おきなわ)県。昔は、琉球(りゅうきゅう)王国という国でした。中国や、東南アジアの国々との貿易(ぼうえき)や交流がさかんに行われていたため、特色のある文化が生まれました。那覇(なは)市にある「首里城(しゅりじょう)」は、中国の城の影響(えいきょう)を受けてつくられたといいます。竹富町(たけとみちょう)には、昔ながらの家が多く残っています。赤瓦(あかがわら)の屋根の上にはシーサーとよばれる守り神が。これも、中国から渡ってきました。伝統芸能(でんとうげいのう)も、独特(どくとく)な発展(はってん)をしています。古くから伝わる「琉球舞踊(りゅうきゅうぶよう)」。お盆の時期におどられる「エイサー」。三味線(しゃみせん)のもとになった「三線(さんしん)」などが受けつがれています。沖縄の人たちは、くらし方が変わった今でも、自分たちの文化を大切に守ろうとしています。

沖縄の文化を守る取り組み
昔は琉球(りゅうきゅう)王国と言われていた沖縄(おきなわ)県。中国や東南アジアとさかんに交流が行われていたため、特色のある文化が生まれています。