ねらい

米どころ、山形県庄内平野(しょうないへいや)の地形や気候から、米づくりがさかんな地域の特徴(とくちょう)を知ろう。

内容

日本有数の米どころ、山形県庄内平野(しょうないへいや)。広大な平野に、四角く区切られた田んぼが並んでいます。大型の機械で効率(こうりつ)よくお米を生産することができるのです。水が豊富(ほうふ)にあることも米づくりがさかんな理由です。米づくりには、たくさんの水を使います。鳥海山(ちょうかいさん)の雪どけ水は、夏まで田んぼをうるおします。また庄内平野は、夏の気温が高く、日照(にっしょう)時間が長いことも特徴(とくちょう)です。東京と比べ、およそ40時間も日照時間が長いのです。稲(いね)は、もともとあたたかい地域の植物。たっぷりと日の光を浴びることで成長します。さらに、昼と夜で大きな気温の差があることも特徴です。昼、太陽の光を十分に受け、稲は栄養をたくわえます。気温が下がった夜に、その栄養を米の一粒(つぶ)一粒に行きわたらせるのです。このように庄内平野は、米づくりにてきした環境が整っています。

米づくりがさかんな庄内(しょうない)平野
日本有数の米どころの庄内平野は、米づくりに適した環境があります。