ねらい

農業機械が普及(ふきゅう)したことで、作業に使われる時間がへり、効率のよい米づくりが行われていることを知ろう。

内容

田んぼでは、いろいろな機械が使われます。田んぼをたがやす時に使う「トラクター」。冬の間、固まっていた土をほり起こし、やわらかくします。同時に肥(ひ)料もまき、土に栄養をあたえていきます。「代(しろ)かき」の時にも、トラクターが活躍(かつやく)します。土と水をかきまぜ、田んぼを平(たい)らにすることで、田植えをしやすくしています。田植え機は、一定の間隔(かんかく)をあけて、苗(なえ)を植えていきます。およそ1ヘクタールの田んぼを1時間半で植えることができます。小型ヘリコプターは、害虫や病気をふせぐための農薬を必要な場所だけに、まくことができます。収穫(しゅうかく)の時期に登場するのが「コンバイン」。このコンバインは「稲かり」をしながら、「脱穀(だっこく)」もすませてしまいます。このように、いろいろな機械が登場したことで、少ない人手で、より多くの米を収穫できるようになりました。

米づくりの機械化
現在の米づくりは、いろいろな機械が使われてます。機械が登場したことで、少ない人手で、より多くの米を収穫できるようになりました。