ねらい

パソコンなどを利用した最新の技術を取り入れることで、少ない人数で広い田んぼの米づくりをしている、若手の農家の工夫を知ろう。

内容

茨城県で農業法人をいとなむ横田修一(よこた しゅういち)さんは、120ヘクタールの広い田んぼで米づくりをしています。たくさんの田んぼを管理するのに使うのが、パソコンやスマートフォン。育てている米の品種で色分けした地図を見ながら、田植えや収穫(しゅうかく)をどの順番で進めると効率(こうりつ)がよいか考えます。田んぼにはそれぞれ番号がつけられていて、看板(かんばん)にスマートフォンをかざすと、田んぼのデータが入力できます。稲(いね)の葉の色をチェックシートとくらべて、それぞれの稲の成長具合を確かめ(たしかめ)ます。肥料(ひりょう)を追加したり、草取りをしたりといった作業のスケジュールが立てやすくなるそうです。少ない人数で、たくさんの田んぼの米づくりをしていくために生まれた工夫です。若い(わかい)世代ならではのアイデアが、これからの米づくりを変えていくと、期待されています。

若い農家の新しい米づくり
広い田んぼをパソコンやスマートフォンを使って管理するなど、最新技術(ぎじゅつ)を取り入れた、若い(わかい)農家の米づくりが注目されています。