ねらい

漁師(りょうし)の人たちが、魚をとるためにさまざまな漁の方法をあみ出してきたことを知ろう。

内容

いろいろな漁のしかたを見ていきましょう。「まき網(あみ)漁」は、魚の群(む)れのまわりに網をはり、とり囲みます。そして、タイミングをはかって引っ張り上げて魚をとります。かつおの「一本づり」。さおの先には、エサににせた針がついています。これでかつおをだまし、1匹ずつつり上げます。いかつり漁は海を強力なライトで照らし、集まってきたいかをつりあげます。「ぼう受け網漁」。船の片側だけに明かりをつけて魚を集め、反対側に網をしかけます。網のある方の明かりをつけ、魚が光につられて網の中に入ってきた所をすばやく引き上げます。「はえなわ漁」は、一本の長い縄(なわ)にエサがついた針をつけ海に流し、魚がかかるのを待ちます。海の中に大きな網を固定する「定置あみ漁」。魚の通り道にしかけ、魚が網の中に入ってくるのを待ちます。漁師の人たちは、魚をとるため、さまざまな漁の方法をあみ出してきたのです。

魚をとる いろいろな方法
魚の種類に合わせて、漁にはいろいろな方法があります。漁師(りょうし)の人たちは、どのような方法で、どんな魚をとっているのかを見ていきます。