ねらい

日本人が魚を食べる量が減(へ)って来ている。魚の消費量を増やす(ふやす)ために、いろいろな工夫をしていることを知ろう。

内容

日本人は、昔から魚をたくさん食べてきました。ところが、今からおよそ20年前から魚介(ぎょかい)類を食べる量は減(へ)り、肉類を食べる量が増(ふ)えています。そこで、全国各地で魚をもっと食べようという、呼(よ)びかけが始まりました。漁業にたずさわる人や役所の人が、大きなかつおをまるごと持って保育園(ほいくえん)を訪(おとず)れています。魚を食べるのが減ってきた理由のひとつは、調理が大変だからです。魚を食べやすい大きさに切り分けたり、骨(ほね)をとったりと手間がかかります。そこで、「ファスト フィシュ」という取り組みを、国と企業(きぎょう)がいっしょになって考えました。魚をすばやく簡単(かんたん)に調理できるように、下ごしらえをした商品を売り出すことで、たくさん食べてもらおうとしています。

日本人の魚ばなれ
ここ最近、日本では魚よりも肉を食べる量が増えています。そこで、国と企業がいっしょになって、もっと魚を食べるように呼(よ)びかけています。