ねらい

野菜が生産者から消費者まで届くしくみを知ろう。

内容

日本有数のきゅうりの産地、群馬県の農家が収穫(しゅうかく)したきゅうりはJA(農協)へ運ばれます。JAは、できるだけきゅうりを高く売ってくれる市場をさがします。JAを出たトラックが向かった先は東京の世田谷市場(しじょう)です。市場で野菜を引き取るのが「卸売(おろしうり)業者」と呼ばれる人たち。集めた野菜をスーパーや八百屋に売るのが仕事です。高く売りたいJAと、安く買いたい八百屋の間に立って交渉するのです。翌朝(よくあさ)5時。注文したきゅうりを引き取りに、八百屋など小売店の人たちが市場にやってきます。小売店に運ばれたきゅうりは、値段(ねだん)がつけられ、店頭にならべられます。日本で作られる野菜の7割が、このようなしくみで消費者にとどきます。

野菜がとどくまで~収穫(しゅうかく)から販売~
野菜が畑で収穫されて店にならべられるまでには、たくさんの人が関わっています。