ねらい

日本の豊(ゆた)かな食生活は、外国から輸入(ゆにゅう)した食料によってささえられていることを知ろう。

内容

スーパーマーケットの食品売り場では、外国産の食品も多く売られています。サケはチリから、牛肉はオーストラリア、カニはロシアからきています。世界中の国からさまざまな食料を輸入(ゆにゅう)することで、わたしたちの毎日の食事がささえられています。しかし、外国の家畜(かちく)に病気が発生したり、異常気象(いじょうきしょう)で作物が作れなくなったりすることもあります。輸入が止まってしまったら、日本の食生活はどうなってしまうのでしょうか?現在の国内の農地で作れる作物だけで栄養を満たす食事を考えると例えばこうなります。朝は、ごはんとつけものといも。昼は、焼きいも、じゃがいも、果物。夜は、焼きいもとごはんと焼き魚。それに加えて、みそ汁を飲むとしたら、2日に1回だけ。肉は9日に1回だけしか食べられません。日本の豊(ゆた)かな食生活は、外国から輸入した食料なしには成り立たないのです。

輸入がささえる豊(ゆた)かな食生活
外国から食料を輸入(ゆにゅう)することで、わたしたちの毎日の食事がささえられています。もし輸入が止まったら、食事内容(ないよう)はどうなってしまうのでしょうか?