ねらい

生産者と消費者をつなぐ工夫を知ろう。

内容

朝7時45分。千葉県柏(かしわ)市にある建物のまわりに地元の農家の人たちが集まります。8時、いっせいに中に入って、朝、畑でとれたばかりの野菜をならべていきます。「農産物直売所」に、自分で作った野菜を運んで来たのです。9時、開店と同時にお客さんが大ぜいやってきます。新鮮(しんせん)な野菜が安く買えると、地元の人に大人気です。お店のかべには、野菜を生産した農家の写真と紹介(しょうかい)文がはられています。柏市で20年以上カブを作っている高城(たかぎ)さん。大事に育てたカブは、直売所など、すべて地元で販売(はんばい)しています。その土地の農家が作った野菜を地元の人が地元で買う。このやりかたを「地産地消(ちさんちしょう)」と言います。この「地産地消」の取り組みの一つである「農産物直売所」は、食料自給率(じきゅうりつ)の向上やちいき農業の活性化(かっせいか)につながるとして期待されています。

農産物直売所~地産地消の取り組み~
地産地消の取り組みの一つである「農産物直売所」は、食料自給率(じきゅうりつ)の向上や地域(ちいき)農業の活性化(かっせいか)につながるとして期待されています。