ねらい

自動車の組み立て工場では、自動車をすばやく安全につくるため、ロボットや機械などを使い、作業を分担して自動車をつくっていることを知ろう。

内容

愛知県岡崎(おかざき)市にある自動車工場。作業工程(こうてい)は5つに分けられます。プレス、溶接(ようせつ)、塗装(とそう)、組み立て、検査(けんさ)。最初は、プレス。カットした鉄の板に、プレス機で圧力(あつりょく)をかけて車体の形をつくります。次は、溶接。プレスしてできた部分を、溶接ロボットが1000度の熱で、鉄をとかしてつなぎ合わせます。次は、塗装。車体の色をロボットが1台1台、丁寧(ていねい)に塗(ぬ)っていきます。次は、組み立て。塗装が終わった車体に部品を取りつける作業。「組み立てライン」とよばれ、人が1台1台、手作業で行います。最後の工程は、検査。スピードを出してもだいじょうぶか、部品に異常(いじょう)はないかなどを検査します。検査項目(こうもく)は800以上。この工場では、1日1000台の自動車がつくられ、日本だけでなく、広く外国へも運ばれていきます。

自動車ができるまで
愛知県岡崎(おかざき)市にある自動車工場。自動車がどのような過程(かてい)でつくられていくのかを見て行きます。
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