ねらい

環境(かんきょう)にやさしい燃料(ねんりょう)で走る自動車が注目され、開発されていることを知ろう。

内容

排気(はいき)ガスには、地球温暖化(おんだんか)の原因(げんいん)とされる二酸化炭素(にさんかたんそ)や、体に悪い影響(えいきょう)をあたえる物質が入っています。そこで開発されたのが「電気」の力で走る自動車。ふだんは電池の力でモーターを回し、電池の力がたりないときに、ガソリンを使って走ります。自動車を動かすのは、水の成分である水素(すいそ)。水素は、空気中にある酸素(さんそ)と反応(はんのう)させると、電気が生まれます。その電気でモーターを回すのです。特ちょうは、環境(かんきょう)をよごさないこと。車から出るのは、ほとんど水だけです。油を燃料(ねんりょう)に走っているバス。その油を作っているのが田んぼや沼(ぬま)などの淡水(たんすい)にいる小さな生物、「ミドリムシ」です。ミドリムシは、光合成を行うときに、油を作り出す性質(せいしつ)があります。その油を使って車を走らせているのです。

地球環境(かんきょう)にやさしい自動車
地球環境(かんきょう)にやさしい自動車の研究や開発が進められています。