ねらい

だれもが便利に使える自動車づくりが行われていることを知ろう。

内容

お年寄(としよ)りも、ハンディがある人も、だれもが便利に使える自動車の開発が進められています。埼玉県にある自動車メーカーを訪ねました。ここでは、スイッチを入れると座席(ざせき)が自動で回転し、車の外にせり出してくる車が開発されています。座席が自動で動くことで、体の不自由な人でも、楽に車の乗り降(お)りができるのです。車いすの人が乗りこみやすいように工夫された車もあります。車いすをおす人の負担(ふたん)が少なくてすむようになっています。手だけで運転することができる車もつくられています。この車は、手元のレバーを引きよせるとアクセル、前にたおすとブレーキがかかります。足が不自由な人でも、手だけで運転することができるのです。ハンドルには取っ手がついていて、片手(かたて)だけでも簡単(かんたん)に回せる工夫がしてあります。ほかに、足だけで運転できる車の開発も進められています。

人にやさしい自動車
だれもが便利に使える自動車の開発が進められています。