ねらい

日本のモノづくりを支える町工場の高い技術力を知ろう。

内容

痛(いた)くない「注射針(ちゅうしゃばり)」。米つぶに乗る「歯車」。金属(きんぞく)加工の「技術(ぎじゅつ)」。これらは、日本の町工場が開発したものです。東大阪市にある町工場。作っているのは、絶対(ぜったい)にゆるまないネジ。新幹線(しんかんせん)に使われています。300キロのスピードからでる振動(しんどう)でも外れません。東京スカイツリーにも、ゆるまないネジが40万個使われています。兵庫県にあるバネ工場では、さまざまなバネが作られています。明石海峡(あかしかいきょう)大橋には、強い風で発生する横ゆれを防ぐために、この工場のバネが使われています。高い精度(せいど)のバネを作ることができるため、世界中から注文がきます。ほかにも、愛媛県(えひめけん)今治(いまばり)のタオルや、岐阜県(ぎふけん)関(せき)市の包丁など、日本の町工場が生み出す、世界がみとめる製品(せいひん)はたくさんあるのです。

町工場の高い開発力と加工技術
「痛(いた)くない注射針(ちゅうしゃばり)」や「ゆるまないネジ」など、日本の町工場が生み出す工業製品(せいひん)が、今、世界から注目を集めています。
関連キーワード:
日本技術職人町工場世界