ねらい

付加価値(ふかかち)がある製品(せいひん)とはどんなものなのか知ろう。

内容

オーストラリアの鉱山(こうざん)で、日本の建設(けんせつ)機械メーカーが作った巨大(きょだい)ダンプカーが働いています。人工衛星(えいせい)を通じて管理センターとつながっています。細かい指示(しじ)にしたがい、無人ダンプはまるでロボットのように、正確(せいかく)に動きます。24時間、ダンプを動かし続けることができ、作業がどんどん進みます。同じ物を売る時でも、これまでにない【価値(かち)】を【付け】、【加え】て売る、つまり【付加(ふか)価値】が求められています。このダンプを開発したメーカーは、大阪にあります。会社の建設機械には、アンテナやセンサーがついていて、1台1台の情報(じょうほう)は、通信ネットワークを通して、管理する係の人に知らされます。異常(いじょう)がおきる前にオイルや部品の交換(こうかん)をしたり、機械の調子をととのえることで、故障(こしょう)や事故をふせげるのです。

付加(ふか)価値のある工業製品
工業製品(せいひん)には、これまでにない【価値(かち)】を【付け】、【加え】て売る、【付加(ふか)価値】が求められています。