ねらい

検疫(けんえき)がなぜ必要なのかを知ろう。

内容

わたしたちが毎日食べる食べ物。その自給率(じきゅうりつ)は40%程度(ていど)です。たくさんの食べ物を外国からの輸入(ゆにゅう)にたよっています。輸入した食料の安全性(あんぜんせい)はどうやって保(たも)たれているでしょうか。輸入品の安全をたしかめる検疫所(けんえきしょ)です。肉や野菜、加工品などの食品を調べます。「検疫」といいます。野菜などを細かく切って検査(けんさ)して、有害な物質(ぶっしつ)がふくまれていないか、農薬が基準(きじゅん)以上に残っていないかなどを調べます。日本に輸入される食料は、2014年度では3241万トン。その中から1割程度(わりていど)を検査しています。食べ物の多くを輸入にたよっている日本では、安心、安全なものを食べるためにこのような検査が欠かせません。

輸入食品の検疫(けんえき)
輸入品(ゆにゅうひん)を安心・安全に食べるために「検疫(けんえき)」が行われています。
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