ねらい

いつ起こるか分からない災害に備えて、火山や港などを無人で撮影しているロボットカメラについて知ろう。

内容

いつ起きるかわからない災害。地震(じしん)や台風、噴火(ふんか)などが起こったときに、人びとにいち早く正確(せいかく)な情報を伝えなければなりません。NHKでは、少しでもひ害を減(へ)らすことにつながる「防災・減災報道(ぼうさい・げんさいほうどう)」の取り組みを進めています。ロボットカメラは、噴火が心配される火山や、港や空港など、全国およそ700か所で撮影(さつえい)を続けています。各地の「今」のようすを伝えられるほか、はなれた場所から操作(そうさ)できるため、災害が起きて近づけないときでも、必要な映像(えいぞう)を撮影できます。東日本大震災(しんさい)の時、大規模(だいきぼ)な停電で、ロボットカメラが使えなくなった地域(ちいき)がありました。そこで、太陽光などの自然エネルギーを活用して電源を確保(かくほ)する仕組みも開発されています。

災害(さいがい)に備(そな)えるロボットカメラ
いつ起こるかわからない災害に備えて、全国に設置(せっち)されたロボットカメラが、無人で撮影(さつえい)を続けています。