ねらい

ICカード乗車券(けん)のしくみを知って、情報ネットワークがもたらした便利さについて考えよう。

内容

電車の乗り降(お)りする時に使う「ICカード乗車券(けん)」。改札を通る時、カードと改札機の間では、乗った駅や降りた駅、日時など多くの情報(じょうほう)がやりとりされます。料金計算もふくめ、かかる時間は、まばたきと同じ、わずか0.2秒です。それまで、切符は1枚(まい)1枚、駅員が窓口(まどぐち)で売っていました。改札所では、駅員が乗客から切符を受け取って改札を通ったという印をハサミでつけていました。今ではICカードは、乗り物に使うだけではなく、店での買い物に使うこともできます。これは、ICカードと自分の銀行口座(こうざ)などがネットワークで結ばれ、支払(しはら)いに利用できるからです。ICカードが広がることで、わたしたちは現金(げんきん)を持ち歩かずに便利にくらせるようになってきました。

ICカード乗車券(けん)
電車を乗り降(お)りする時に使うICカード乗車券(けん)は、買い物の支払いにも利用できるなど、くらしを便利にしてきました。