ねらい

生活排水(はいすい)をきれいにして、再(ふたた)び川や海にもどす下水処理(しょり)のしくみについて知ろう。

内容

わたしたちが暮(く)らしの中で使った生活排水(はいすい)をきれいにする施設(しせつ)を見てみましょう。流れてきた生活排水から、まず大きなごみを取りのぞきます。その後、2つの池で、砂(すな)や泥(どろ)を底に沈(しず)ませます。うわずみだけを次の反応(はんのう)タンクに流します。タンクの中には、活性汚泥(かっせいおでい)が入っています。活性汚泥とは、微生物(びせいぶつ)がすんでいる泥で、微生物が水の汚(よご)れを食べてくれます。水の汚れを食べた活性汚泥を沈める所が、最終沈殿池(ちんでんち)です。処理場では、さらに、この機械で色やにおいを取りのぞくこともできるようになっています。生活排水を処理する施設のおかげで、きれいな水を川や海へもどすことができるのです。

生活排水(はいすい)をきれいにする下水処理(しょり)
わたしたちがくらしの中で使った生活排水(はいすい)を、下水処理場(しょりじょう)ではきれいにして川や海へもどしています。
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