ねらい

国や都道府県、警察(けいさつ)、消防などの公的機関が、自然災害(さいがい)による被害(ひがい)を防(ふせ)ぐために行う援助(えんじょ)、「公助(こうじょ)」にはどんなものがあるか知ろう。

内容

自然災害(さいがい)による被害(ひがい)を防(ふせ)ぐため、国や都道府県、消防などの公的機関が行う援助(えんじょ)を「公助」といいます。都会を流れる川の両側には「河川敷(かせんしき)」が広がり、大雨で川の水が増(ふ)えたとき、水が町へ流れこまないようにためておく役割(やくわり)をします。「砂防(さぼう)ダム」は、大雨のとき、流れる土砂(どしゃ)をせき止めます。「防災(ぼうさい)倉庫」は水、食料、毛布(もうふ)などを保管(ほかん)しています。施設(しせつ)だけではありません。消防のレスキュー隊や自衛隊が、災害時には救助活動をしたり、支援物資(しえんぶっし)を提供(ていきょう)したりします。こうした「公助」のほかにも、地域(ちいき)の人々が共に助け合う「共助(きょうじょ)」、一人一人が自分を守る「自助(じじょ)」があります。どれも自然災害から暮(く)らしを守るための大切な備えです。 

公助(こうじょ)の取り組み
自然災害(さいがい)による被害(ひがい)を防(ふせ)ぐために、国や警察(けいさつ)など、公的機関が行う援助(えんじょ)を「公助」といいます。