ねらい

ふだんは他の仕事をしながら、ボランティアとして防災(ぼうさい)の指導(しどう)や放火防止のパトロールを行い、火災や災害が起きれば消防士を助けて消火・救助活動にあたる、地域(ちいき)の消防団(しょうぼうだん)について知ろう。

内容

火を消したり、人を助けたり、災害(さいがい)・火災現場で活やくする消防士(しょうぼうし)。しかし、大地震(じしん)が起きれば、あちこちで火災が起きると予想され、消防士だけでは手が回りません。そこで期待されているのが、地元ボランティアの「消防団員(しょうぼうだんいん)」です。消防署(しょ)の指導(しどう)を受け、救急救命や消火にあたります。消防団が大きな役割(やくわり)を果たしたのは、阪神・淡路大震災(はんしん・あわじだいしんさい)のとき。たくさんの人ががれきの下じきになり、同時に火災も起きました。救助の手が足りない中、消防団は多くの人の命を救いました。また、消防団は、防災の指導や放火防止のパトロールなどを行い、地域(ちいき)の人たちと協力して災害に強いまちづくりをしています。

町を守る消防団(しょうぼうだん)
災害(さいがい)や火災が起きたとき、消防士(しょうぼうし)を助けて消火や救助活動にあたるのが、地域(ちいき)の消防団(しょうぼうだん)の人たちです。
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