ねらい

台風がもたらす被害(ひがい)にはどんなものがあるかを知って備(そな)えよう。

内容

台風はさまざまな被害(ひがい)をもたらします。山の近くであれば、「土砂(どしゃ)くずれ」の危険(きけん)があります。雨で地面がやわらかくなり、斜面(しゃめん)の下へ土砂がおそいかかります。海の近くでは、海水が陸地に流れ込む「高潮(たかしお)」に注意しなければいけません。強い風による大波で、家が被害を受けることもあります。川の近くでは「洪水(こうずい)」の危険があります。雨で水の量が急激(きゅうげき)に増(ふ)えると、川の水があふれ出し、人や車をのみこんでしまうこともあります。さらに、地下街やまわりより低い所にある道も注意が必要です。水が流れ込んできて、あっという間に「水没(すいぼつ)」してしまう危険(きけん)があります。また、強い風でさまざまな物が飛んだり、たおれたりするので気をつけなければいけません。

台風によるさまざまな被害(ひがい)
土砂くずれ、高潮(たかしお)、洪水(こうずい)など、台風はさまざまな被害(ひがい)をもたらします。